どのくらいの予算にするか決める

将来を見据えて無理のない金額の家を建てよう

注文住宅の購入に向けて準備をするにあたり、年収や家族の人数、将来設計などを考慮しながらどのくらいの予算にするか決めることがとても大切です。特に、就職をして間もない人や収入が安定しない人は、多額の注文住宅を購入した場合に、ローンの返済に苦労したり、せっかくの住宅を手放さなければならなかったりするリスクもあるため、慎重に家族間で話し合いをするのがおすすめです。

注文住宅の外壁や玄関、庭など様々な場所にこだわるには、デザインや使用する材料の種類、量などによりますが、住宅業者に支払う費用が大きくなる傾向が見られるため注意しましょう。なお、住宅の予算の決め方について悩んでいることがあれば、身近な地域にある金融機関に相談をするのも良いでしょう。

数社の住宅業者に見積もりの相談をしよう

注文住宅の施工を請け負っている住宅業者は数多くありますが、予算の範囲内で無理なく家を建てるには、早い段階で施工実績がある業者に見積もりを出してもらうのがおすすめです。大手のハウスメーカーや地域に根差した工務店の中には、年中無休で見積もりの相談を受け付けたり、平均的な注文住宅の購入費用について個別に説明をしたりしているところも珍しくありません。 また、住宅業者によっては注文住宅に関心がある人のために、オンライン上でいつでも相談ができる窓口を設置しているところもあります。その他、同じデザインの注文住宅であっても、それぞれの業者の知名度や実績、職人の質などによって、施工費用に大きな差が出ることがあるため、焦らずに契約先を決めることが肝心です。